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メキシコ中部オリサバ山の山頂付近で見つかったミイラ化した遺体=撮影日不明、チャルチコムラ市提供(EPA=時事)
【プエブラ(メキシコ)AFP=時事】メキシコ最高峰のオリサバ山(標高5610メートル)の山頂付近で7日までに、ミイラ化した2遺体が抱き合うようにして見つかった。捜索隊は、1959年に起きた大規模雪崩で遭難した3人のうちの2人とみて、9日にも収容作業を行う方針だ。
遺体は3月初め、山頂から300メートルほどの場所で発見された。頭部が氷河から付き出した状態で、山岳隊メンバーが付近を掘ると、別の遺体も現れたという。メンバーの1人は地元ラジオに、遺体は赤っぽい衣服を着ており「1人の腕がもう1人の体に巻き付いているようで驚いた」と話した。
59年11月の雪崩では、登山者3人の行方が分からなくなった。友人の男性はAFP通信に対し、遭難した1人は赤いセーターを着ていたと証言。捜索隊は遺体を傷つけないよう、特殊コンテナを持参して収容作業に当たるという。
オリサバ山では過去に遭難事故が多発。山麓の自治体には、スペインやドイツから、遺体は「親族ではないか」との照会があったというが、メキシコ人とみられるという。