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大気汚染に関する日中韓3カ国の政策対話が12日、韓国ソウルで開催された。韓国の専門家は「朝鮮半島のスモッグは中国の汚染がもたらしたものだ」と指摘した。13日付で環球時報が伝えた。
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韓国紙・中央日報によると、ソウル大学の許昌会教授(地球環境科学学部)率いる研究グループが大気の流れを逆追跡した結果、「少なくとも4日以上連続して朝鮮半島を覆った悪性スモッグは中国の汚染物質が引き起こしたもの」であることを突き止めた。ソウルがひどいスモッグに覆われる時には例外なく、その2~3日前に中国東部や中部で粒子状物質の汚染濃度が上昇していた。こうしたことから、「汚染された気団が偏西風に乗って東に向かい朝鮮半島に到達する。この時に超強力な高気圧を形成して中国東部や朝鮮半島上空で停滞、悪性スモッグが発生する条件が整う」と指摘した。
一方、この研究が発表される前から韓国メディアは「口裏を合わせた」ように、大気汚染が発生すると決まって矛先を中国に向け、韓国の民衆も空気が悪いのは中国のせいだと習慣的に考えるようになっていた、と環球時報は報じている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)