2015年3月23日、環球時報（電子版）によると、韓国の脱北者団体が金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の暗殺を描いた米映画のDVDなどを風船に付けて飛ばすと予告したことを受け、北朝鮮軍はこのほど無差別攻撃を警告した。
　
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　北朝鮮の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍の前線部隊は21日、韓国当局に対する通告を発表。韓国側が気球を飛ばした場合は「事前警告なしに無差別の気球掃滅作戦に踏み切る」と警告した。すでに気球散布予定地周辺の住民には退避を勧告したという。
　
　これに対し、韓国軍の連合参謀本部は22日、北朝鮮は韓国の民間団体の活動への反発を口実に、軍事境界線で挑発活動に踏み切ろうとしていると非難。韓国軍も強硬姿勢で臨むと表明した。
　
　北朝鮮の労働新聞は22日、「祖国統一研究院」が発表した白書について報道。韓国政府が米国の言いなりを続けた場合、米国による植民地支配は終わらず、朝鮮半島が戦争の危機から脱することはないと主張。朝鮮民族の統一は実現しないと伝えた。（翻訳・編集/大宮）