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[ロンドン 16日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)は16日公表の月報で、非加盟国の今年の供給見通しを据え置き、米国のシェールオイル生産が原油安を受けて減少し始めるのは今年の終盤になる可能性があるとの見通しを示した。
月報では「タイトオイル(シェールオイル)の生産者はシェール埋蔵地域の一般的な油田は年間60%減少し、その減少は新たな油田の掘削によってのみ埋め合わせが可能なことを承知している」と指摘。
そのうえで、「高いコストや石油価格が低迷を続ける可能性を理由に掘削活動が低下するため、生産がその後、恐らく2015年終盤までに減少すると見込まれる」とした。
OPECの次回定例総会は6月に予定されており、加盟国当局者らのこれまでの発言は、生産枠が維持されると示している。
月報では、今年のOPEC産原油需要は日量2919万バレルと、若干下方修正した。世界の石油需要伸び見通しは据え置いた。
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