社会そのほか速
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2015年3月18日、途上国の開発・人道支援を推進している国連開発計画(UNDP)の中満泉・危機対応局長は日本記者クラブ(東京都・千代田区)で記者会見し、「世界各地で国境を越えた紛争が頻発し、長期化している」と指摘。UNDPが開発・人道問題に対応する能力を保持することが必要と強調した上で、日本政府の協力に期待を示した。
過激派組織IS(イスラム国)のテロ行為など、世界各地で国境を越えた紛争が頻発している。現代の紛争は長期化しており、なかなか終結しない。この結果、世界で多くの難民が発生してお大規模な自然災害を含め、国連は新たな危機対応を迫られている。
こうした中、国連が人道・開発問題に対応する能力を持つ必要があるが、従来の体制では危機対応が追い付かない。紛争や災害にはUNDPと各種国連機関などが連携し、危機の初期段階から復興まで一貫した支援を行うことが必要だ。
UNDPの活動領域と日本の政府開発援助(ODA)が優先する対象は一致しており、日本が人道・開発支援などでUNDPと連携することは日本の国益と合致する。(八牧)
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