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台湾メディア・東森新聞雲は18日、中国本土からの観光客が急増する台湾で、学生向けの賃貸マンションが続々と中国本土客向けのホテルに改装され、学生たちが行き場を失っていると報じた。
報道によると、こうした事態が起きているのは嘉義県の中正大学や花蓮県の東華大学の周辺にある学生向け賃貸マンション。
中正大学のある女子学生は、「大家からホテルに改装すると知らされ、賃貸契約の終了前に出て行けと言われた。実習で忙しい時期だったので家を探す時間もなく、仕方なく同じ大家が持つ別の棟のマンションに引っ越した。追い出されるのが納得できないと、大家ともめた後輩もいた」と明かす。
また東華大学のある学生はインターネット上で、マンション周辺の街に中国本土からの観光客が多く集まって観光バスが道をふさいでいるなどと明かし、「住む権利まで奪われた」と不満をぶちまけた。
(編集翻訳 恩田有紀)