2015年3月8日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、中国本土の観光客が香港で大量の日用品を買いあさる行為に対する大規模なデモ活動が、毎週日曜日に香港各地で起きていると報じた。
　
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　香港メディアによると、同日の上水でのデモには若者を中心に約100人が参加した。さらにデモの支持者と反対者が言い争う場面もあり、厳重な警備体制が取られた。
　
　香港では本土の観光客による買いあさりで日用品の供給状況などに影響が出ているが、香港の梁振英（リャン・ジェンイン）行政長官は以前、「現在の入境ルールを見直す予定はない」とのコメントを発表。デモを行っている団体は「問題が根本的に解決されるまで抗議活動を続ける」との考えを示している。（翻訳・編集/野谷）