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中国の桜産業の専門家たちは、今後10年で国内桜産業が1000億元市場に成長すると期待している。3月8日、中国新聞網が伝えた。
桜は日本の花として知られているが、起源は中国のヒマラヤ山脈にある。植物の専門家たちは中国の文献資料や書物には古くから桜に関する記述があると考証しており、現在までに2000年以上の歴史がある。日本の書物でも、桜は中国から長江流域、西南地区、台湾を経て日本に渡ったと記されている。
中国の桜産業は、桜文化の育成や桜観光、桜による緑化、桜製品、桜苗木栽培販売、桜ファイナンスと6セグメントに分けられ、一次、二次、産業をまたいですそ野が広い。
花見をする中国人も年々増加しており、2013年の花見客はのべ1億人、観光収入は約120億元だったのが、2014年には花見客は前年比23%増ののべ1億2300万人、観光収入は同26.7%増の152億元に増えた。
桜製品のメーカーも2012年には200社だったのが、昨年には15倍の3000社まで増えた。苗木栽培販売の需要が拡大するにつれ、単価も上がっている。今後10年で桜の苗木需要は500億元に拡大するとの予測もある。
また、桜園市場も軽視できない。中国の植林市場は計4500億元とされ、大型緑化プロジェクトで桜が採用される割合も高まっている。
北京市植物園の張佐双元園長は「中国には野生の桜が約50種あり、世界の野生品種の85%が我が国にある計算になる。また、その分布も北は黒竜江省から、南は海南まで非常に広い」と紹介した。
(編集翻訳 浦上早苗)