バンコク都ラチャダピセーク通の刑事裁判所で３月７日午後８時ごろ、駐車場で手榴弾が爆発する事件があったが、治安要員が撃ち合いのあと容疑者の男２人を取り押さえた。 警察によれば、容疑者は頼まれて走行中のオートバイから手榴弾を裁判所の敷地内に投げ入れたと述べており、依頼者や手榴弾の入手先も明らかにしているという。 治安関係筋は、「爆弾攻撃を頼んだのはタクシン派」としている。関係当局は情報を入手して数日前から２人を含む者たちの行動を監視していたもので、２人が尾行されていることを知らずに犯行に及んだことからスピード逮捕となったものとのことだ。 現場から見つかった手榴弾の安全レバーから犯行に使われたのはソ連で開発されたＲＧＤ－５対人破片手榴弾とみられる。