太陽エネルギーだけで飛ぶ飛行機が、夢の世界一周に向け出発しました。
　　朝日の中、アラブ首長国連邦・アブダビの滑走路をゆっくりと離陸する機体。９日、世界一周の旅に向け出発しました。
　
　　７２メートルとジャンボジェット機よりも長い翼には、１万７０００以上の太陽電池が敷き詰められ、時速５０キロから１００キロの速さで飛行します。一方、太陽電池の薄さを人の髪の毛程度に抑えるなど、軽量化の工夫も重ね、機体の重さは２．３トンと普通乗用車ほどです。
　
　　今後、５か月をかけて世界を一周する予定ですが、残念ながら日本には立ち寄りません。（09日23:58）