社会そのほか速
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ケヴィン・スペイシーはアメリカ大統領と思われていることが多々あるそうだ。
人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』でフランク・アンダーウッド大統領役を演じているケヴィンだが、実生活でもその役どころと勘違いしてしまっている人によく遭遇するのだという。
「僕たちは他人を演じることで生計を成り立ててるってことに気づいていないような質問をされることがよくあるね」
「演じているキャラクターと実際の人間の違いが分からないなんてどんな世界なんだ? あまりにもセレブというものに執着しすぎてその違いがなくなっちゃったのか? そうでないことを祈るよ……」
「たまに僕はフランク・アンダーウッドじゃないって説明しないといけないことがあるんだ。僕はケヴィン・スペイシーって名前の俳優だってね」
またケヴィンは、フランクの持つ悪の面が自分にもあると世間が思うのかが理解できないとニューヨーク・デイリー・ニュース紙に語っている。
「完全な嘘だよ。リチャード3世を演じるのに僕が殺人を犯したって言っているようなもんじゃないか」
そう話すケヴィンだが、そのインタビューの際にはフランク役でよくするスーツにネクタイ姿で登場していたようで「普段こんな格好でインタビューを受けることはないんだよ。演じているキャラクターを守ることが大事だと考えているからね」と俳優が自身の演じているキャラクターの衣装で登場した場合にはその区別をつけることは難しいと話していた。
(TEXT/Gow!Magazine)