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[カイロ 26日 ロイター] – イエメンのハディ暫定大統領は、戦闘で荒廃した自国への支援をアラブ諸国に求める方針だ。ハディ暫定政権のヤシーン外相が26日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラに明らかにした。
ハディ氏は同日、同国南部のアデンからエジプトに向け出発。アラブ首脳会議に出席するためで、サウジアラビアが護衛している。
ヤシーン外相は、第2次大戦後の米国による欧州復興計画であるマーシャル・プランを引き合いに「ハディ氏はイエメン支援のための『マーシャル・プラン』についてアラブの指導者と話し合うだろう」と述べた。
サウジアラビアなどイスラム教スンニ派のアラブ諸国は26日、ハディ暫定大統領を支援するため、イエメンで攻勢を強めるイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に対する空爆を2夜連続で実施した。
ヤシーン外相は現在の状況を考慮すれば、ハディ暫定政権側とフーシ派との対話再開の可能性は低いと指摘。ただ、将来はサウジの首都リヤドでの対話を期待すると付け加えた。
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