2015年3月15日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、中国の教育についての投稿があった。
　
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　投稿者は、ある飛行機内で日本人と教育について論じ合った際、その日本人から「なぜ中国人は東洋と西洋の価値観はしっかり分けて教えるのに、ごみの分別を教えないのか？分別によって日本の産業廃棄物と輸入鉱物は3割減少し、有機肥料が6割増加した」と指摘されたことを紹介した。
　
　これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
　
　「日本との差は大きい。まずは大小便をそこらでしないことから始めようぜ」
　「これは確かに教科書に取り入れるべき内容だ。京劇や書道よりずっと実用的だ」
　「政治思想科目を取り消して、国民としての基本的な常識科目を取り入れた方がいい」
　
　「中国の教育は洗脳を主としていますから」
　「中国の教育は、ごみの分別等の実用的な知識は教えず、価値観を植え込めば頭がよくなり知恵が身に付くと思っている」
　
　「ごみの分別なんて意味がない。最終的な処理の時にはみんな一緒になるのだから」
　「最近の子供はごみを分別してごみ箱に入れるようになったと思う。問題はごみ収集時に一緒にして処理してしまうことだ」
　
　「東洋と西洋の価値観は分けるのにごみは分別しないか。第三者だからこそ分かることで、俺は意識すらしなかったよ」
　「俺たちの政府はずっとこうだ。管理すべき所を管理しないで、管理すべきでない所を管理する」
　「中国全体がごみ箱みたいなものだからな。分別のしようがない」（翻訳・編集/山中）