社会そのほか速
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スマートフォンが携帯電話の主流となってから、様々なバッテリーやケースが発売されている。
最近では、手回しライトの要領でスマートフォンを充電できるという画期的な物も発売されているが、その手のバッテリーではケーブルが必要不可欠で、ケーブルを持っていない時は充電できないというデメリットがあった。
しかし、アメリカのクラウドファンディング『Indiegogo』で、ケーブルを持っていなくても人力での充電ができる画期的な製品が発表されたことはご存知だろうか?
■ 100秒間でiPhone 1時間分の発電率
そのバッテリーは『CrankCase』というもので、iPhone5から6までに対応した手回し発電ができるケースとなっている。
『CrankCase』の主な特徴をご紹介しよう。
まず、発電の際に必要なハンドルやケーブルは全てケースのなかに納まる仕組みとなっている。発電率は他の手回しバッテリーと比較しても非常に効率が良く、100秒間ハンドルを回せば、なんとスマートフォンを1時間も動かすことができるという。
AUXUSBポートを使用して、ほかのデバイスの充電も可能となっており、100秒間の手回しでスマートウォッチは5時間、タブレットでは30分の駆動が可能となっている。
iPhoneケースのほかにも、その発電効率の良さを活かした『CrankBox』が用意されており、こちらはケーブルを使ってほとんどのデバイス充電できるようになっている。
■ 災害時の使用を前提としたつくり
この『CrankCase』を開発したMark Gabriel氏は、以前ハリケーンの被害に遭った際、持っていた手回しライトにインスピレーションを受けてこのアイテムを開発したという。
多くの部分が災害時の使用を前提としたつくりになっているので、そういったシチュエーションでは非常に役立つアイテムとなるだろう。また、ケーブルなどの周辺機器を必要としないので、スマートフォン本体だけを持って外出した際に災害に遭ったとしても、本体を充電したり、他の人に電力をシェアしてあげることも可能になっている。
“手回し発電バッテリーの進化系”ともいえる機能を備えているので、このまま順調に製品化が進んでほしいところだ。
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