社会そのほか速
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来日中のルドリアン仏国防相は14日、東京都内で記者会見し、機雷を除去する無人機の開発や海賊対策など海洋安全保障の分野で日本との協力を進めていく意向を表明した。「インド洋では減ったが、西アフリカのギニア湾で海賊が増えている」と述べ、対策を担うアフリカ諸国の人材育成などに連携して取り組む考えを示した。
国防相はまた、外交関係を断絶しているシリア・アサド政権の治安機関幹部と仏政府高官が2月に面会したことについては「国家の代表ではなく個人として行った」と説明。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)対策を見据えた関係改善の動きとみられているが、「アサド政権と一切の対話を持つつもりはない」と強調した。
ウクライナ情勢の悪化などを反映した欧州連合(EU)常設軍の創設構想については「将来を見据えた展望は必要」としながらも、「欧州はまだ一つの司令部をつくる段階にはない」と慎重な姿勢を示した。【小泉大士】