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広島空港(広島県三原市)でアシアナ航空機(エアバスA320)が着陸に失敗した事故で、国土交通省運輸安全委員会は18日、4日間にわたる現地調査を終えた。運輸安全委の日野和男・主管調査官は、事故調査報告書について「2年ぐらいをめどに(完成を)目指したい」と述べた。エアバス社とともにこの日調査を終えた仏航空事故調査局と協力し、資料解析などを行っていく。
運輸安全委は15日から調査に入り、韓国人の機長ら乗員や管制官から事故当時の状況を聞き取った他、機体の損傷具合や滑走路の様子などを確認。既に帰国の途についた機長と副機長から2回の聞き取りを実施したといい「今後も必要に応じて聞き取りを行うことはあり得る」と話した。
一方、広島空港は18日、空港周辺で降雨の予報が出ている19日について、チャーター便を含む60便のうち53便の欠航を決めた。事故で計器着陸装置(ILS)が損壊したことに伴い、気象条件により離着陸許可を制限しているため。残り7便については当日の天候を見て判断する方針。【菅沼舞、石川将来】