社会そのほか速
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中国安徽省合肥市の逍遥津公園の入り口にある日、馬のマスクをかぶった30代の男性が座り込み、そばに置いた看板で「私に乗って!」とアピールする光景があった。白血病の息子の高額な治療費を払うため、乗ってくれた人からお金を集めようという父親の行動だという。その様子を写した写真がインターネット上で拡散し、「父の愛」に感動が広がった。湖南省の地方紙・当代商報が15日伝えた。
報道によると、この男性は9歳の息子が白血病にかかっており、臍帯血(さいたいけつ)移植のための費用を稼ごうと、“馬”になっていた。男性が逍遥津公園の入り口にいた3時間余りで多くの市民が男性に現金を寄付したが、実際に乗った人はいなかった。
こうした様子を写真で見たネットユーザーたちからは、「偉大な父の愛だ」、「ひざまずいていても、父の愛は立ち上がっている」といった感動の声が集まった。
ただ一方ではこうしたことをせざるを得ない中国の医療体制に対する批判も。「苦労して一生働いても、家族の病気を治すためのカネも稼げないのか?」、「口だけでなく、本気の改革を!」といった声が上がっていた。
(編集翻訳 恩田有紀)