韓国関税庁が１１日発表した統計によると、２０１４年に同国からの空気清浄機の輸出額は前年比３３．３％増の１億１９００万米ドル（約１４４億円）となり、初めて１億ドルの大台を突破した。中国紙チャイナデーリーの電子版が同日、韓国メディアの報道として伝えた。
　韓国からの空気清浄機の輸出先で最も大きな割合を占めるのは中国で、６９．７％。２位は米国で１０．３％だった。月ごとにみると４、５月の輸出額が最も多く、中国で砂ぼこりが深刻な時期と重なる。
　一方、韓国の空気清浄機の輸入額は昨年、前年比２４．６％増の２４００万ドルで、マレーシアからの輸入が６７．８％を占めた。
　（編集翻訳　恩田有紀）