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韓国メディア・マネートゥデイは26日、売却先を探していた韓国1位の玩具メーカー「ヨン実業」の入札で香港系投資ファンドが優先交渉権を得たことを例に、中国資本が最近になって業種を問わずに韓国企業への“空襲”を強めていると報じた。
ヨン実業は、自動車がロボットに変身するキャラクター玩具「トボット」の成功で急成長した企業で、昨年には台湾やシンガポール、フィリピン市場に進出を果たしている。また、中国の玩具販売代理店とも契約を結び、中国市場に参入する準備も終えている状態だという。
今回の入札では、韓国企業の参加はなく、中国資本の間で争われたとみられるが、香港系の「パシフィック・アライアンス・グループ(PAG)」が勝利した。買収価格は2500億ウォン(約270億円)前後と見られている。
こうした中国資本の韓国企業に対する投資は、昨年、韓中自由貿易協定(FTA)が結ばれたことをきっかけに加速したと見られている。
中国で韓流ブームを起こしているエンターテインメント業界では、芸能事務所や映画配給会社などで出資や提携が相次いでいる。ゲーム業界でも中国のIT大手テンセントが複数の韓国企業に投資するなど、投資が活発化している。このほか、金融業界でも中国資本の“空襲”が激化しているという。
こうした状況についてマネートゥデイは「重要なコンテンツ企業を奪われ、製作ノウハウを中国に渡せば、長期的には文化主導力を奪われる」といった業界関係者の懸念の声を紹介したうえで、「韓国企業が高い評価を受けるのはいいが、このまま中国の資本力に押されて中核産業を売ることが正しいのか」と指摘している。
これに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「一つ一つ、中国にのまれていく」
「一生懸命にやってきたのに、甘い汁は中国のものに」
「十分に成長価値のある企業をなぜ売るのだろう?トボットの次は何?」
「トボットの値段がまた上がっちゃう」
「全部中国にあげたら、最後にはパンツ一枚まで差し出すはめになる。政府は少しけん制しろ。企業を育てても意味がない」
「金融業は日本、製造業は中国。じゃ、我々は?」
「トボットが中国のものになるなんて・・・(涙)」
「韓国で玩具会社は難しいのかな」
「国産の玩具の希望が消えた」
「ドラマ制作会社も中国資本にのまれている。いつか韓国が中国になるのかな」
「このままでは、韓国という国が中国にのまれるかもしれない」
「トボットがカンフーする話になる」
(編集 MJ)