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人類vsコンピュータと題し、日本将棋連盟プロ棋士とコンピュータによる対局が京都二条城で行われた。 棋士斉藤慎太郎五段とコンピュータ将棋プログラムAperyの対局。序盤から攻め合いの展開になった。斉藤五段はコンピュータ特有の攻めに対応した。115手の末、斉藤五段が見事コンピュータに勝利した。 記者会見の様子もニコニコ生放送では中継され 斉藤五段は「6五銀と打たれた時に序盤からの攻め合いの様相になると感じた。それまでにも20から30までの局面を予想していたが、そのうちの1つが本局で刺された。序盤から攻め合う一気の将棋になると感じた時に自分に緊張が走り、気をさらに引き締めた。練習対局のときより本局ではコンピュータの指し手に粗さがあったのかもしれないが、勝ててほっとしている。」 開発者平岡氏は、「斉藤五段も予測してない手を打ったり、コンピュータらしいところは本局では見せれたのかもしれない。本局では斉藤五段の指し手が素晴らしく強かった。今は自分のプログラムを強くする方法は見つかっていないが、また研究していきたい。」 また、平岡氏は将棋界、コンピュータプログラムの業界を盛り上げるために今回の自身のプログラムをオープンソースにする意向を話した。 東京のニコニコ動画のニコファーレでは木村一基氏と鈴木大介の大判解説も開催された。京都二条城の内部の庭の様子を中継したり、普段とは違う将棋の中継がニコニコ生放送でされた。累計来場者29万人を超え、全国で注目された一局であった。 次回の電王戦は来週の3月21日、高知城追手門にて、永瀬拓矢六段とSeleneの対局。