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突然、鼻血が出た時、どんな対応をしますか? ティッシュを鼻の穴に詰める、首の後ろをトントンたたくなど、さまざまな対処法を見たり聞いたりしたことがあるでしょう。
ただ、間違った知識を持っている人も意外と多く、そのせいで鼻血がなかなか止まらなくなってしまうケースもあります。今回は、鼻血が出た時の正しい対処法を紹介していきましょう。
■鼻血が出た時、こんな方法はNG!
鼻血が出た時に、次のような方法をとっている人もいます。実は、以下の対処法は間違ったやり方。自分に当てはまる節がないか、チェックしてみてください。
<鼻血が出た時のNG対応>
・鼻にティッシュを詰めて、鼻血が止まるまで待つ
・首や頭をトントンとたたく
・上を向いて鼻血が垂れないようにする
・鼻をかんで、鼻血を出し切ろうとする
これらの対処法には止血の効果はありません。むしろ、鼻の粘膜を刺激してしまうのでNGです。
特に、首をたたいたり上を向いたりするしぐさはよく見られますが、実はこれは絶対にやってはいけない対処法。というのも、鼻と口とは繋がっているため、たたいたり上を向いたりすることで、口に鼻血が流れ込んでしまう可能性があるからです。
口の中いっぱいに血が入り込んでしまい、気分が悪くなって嘔吐したり、たたいたことによる刺激で鼻血が止まらなくなったりするので、鼻血が出た時、こうした行為はやめましょう。
■正しい鼻血の止め方は?
鼻血の正しい止め方は、座った状態で前を向き、小鼻の部分を人差し指と親指でつまむ方法です。ここを圧迫することで止血することができ、早く鼻血を止めることができます。
ある程度血が止まったなと感じたら、あとはティッシュを固めに巻いて、鼻にゆっくりと入れるだけです。
圧迫せず、ただティッシュを詰めておくだけでは止血効果がないので、いつまでもダラダラと血が流れてしまいます。ティッシュを詰める前に圧迫して止血しておくことが重要です。
また、鼻を氷水などで冷やすのも効果的です。血管が収縮することによって鼻血を止めることができるので、なかなか止まらない時に試してみてください。
■鼻血が止まらない…こんなときは気をつけて!
小鼻を押さえたり氷水で冷やしたりしているのに、いつまでも鼻血が出続けるというケースも、まれにあります。この場合、何らかの病気の危険性や動脈から出血をしている可能性があるので、すぐに病院を受診しましょう。
子どもに多く見られる鼻血。正しい対処法を知って、いざという時に慌てず対応してください。