社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
中国メディア・中国日報は10日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、沖縄の那覇空港で9日に中国人乗客3人が引き起こしたトラブルについて報じたところ、多くの中国ネットユーザーが注目した。
記事は、「日本メディアの報道」としたうえで、那覇空港で9日午後に中国人乗客3人が「免税店を探すために出発ロビーに『強行進入』したことで、空港側はすでに保安検査場を通過していたすべての旅客に対して再度安全検査を実施する混乱が生じた。これにより、5便が運休となり25便に遅延が発生した」と伝えた。
記事を読んだユーザーからは、中国人のモラル向上を呼びかけるコメントが見られる一方で、「故意ではないでしょう」、「国際空港にそういう規定があるのを知らなかったのでは。10年前に自分も香港でやりそうになった」、「大部分の中国人は知らないよ」、「国外の多くの空港では戻れちゃうんだからな」と、当事者の3人への擁護も数多く見られた。
また、「なぜ止められなかったのか」、「空港の配置方法に問題がある。日本側が反省すべき」、「日本人にとっては前例がなかったのだろう。これからはしっかり準備せねば」、「中国語の注意書きをはっきり出しておかねば」といった、空港側の安全管理体制に落ち度があったとの指摘も目立った。「3人を検査すればいいだけの話。25便も遅延させるなんて、空港も役に立たんな」といった激しい批判も飛び出した。
このほか、日本のメディアが「誤って手荷物受取場に出た」と報じているのに対して、中国日報のツイートが「強行進入した」と表現したことを挙げて「中国人を悪く見せたいのか」と非難するユーザーも見られた。
逆走禁止のルール知っていたかどうかは本人しか知らないし、今さら本人に聞いても「知らなかった」としか答えないだろう。ただ、安全上の問題は「知らなかった」では済まされない。このようなトラブルを頻発させないようにするには、観光客たちに「空港には安全管理上自由に出入りできない場所がある」ことをあらかじめ知ってもらうよう努力するほかない。
「中国人観光客のモラル」という話は別にして、今回の件については確かに空港側にも考慮すべき点がありそう。再発防止に向けた取り組みが必要だ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
イタリア旅行の中国人、「グッチ」の店先に陣取ってカップ麺「ずるずる」・・・批判に対して「どこが悪い」の大合唱
日本から取り寄せた荷物の「目減り」事件、中国郵便「日本側の責任」 日本人はそんなことしない!
日本のさりげない「モラル教育」に感嘆!・・・「気が付かなかった」
日本人の「中国人接待マニュアル」見て笑っちゃった!
ちょっと残念な中国人「父」・・・電車の中、大声で「わが子よ日本文化を感じ取るのだ!」