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人材紹介サービスを利用した転職活動をした経験者に対し、「転職にはコンサルタントが必要か?」と尋ねたところ、73%が「必要」と答えたという。エン・ジャパンが運営する「エン転職コンサルタント」が、30~50代の利用者794名を対象に調査した。
転職活動には不安がつきものだが、転職先の紹介や企業詳細情報の提供、面接対策のアドバイスやスケジュール調整など、求職者のサポートをしてくれるコンサルタントの存在を心強く思った人が多かったようだ。
■人材紹介サービスの利用者は5年連続で増加
その一方で、コンサルタントの対応に注文を出したいと感じた人も少なからずいたようだ。コンサルタント経由で転職活動を行った人の82%が「対応に不安・不満を感じた」という結果も出ている。
具体的な理由の1位は「希望に沿わない求人紹介を受けた」が50%(複数回答)。以下、「相談へのアドバイスが的外れだった」(37%)、「求人応募した後、一切、連絡がこない」(35%)と続いた。
「不安・不満」では、年齢による差も見られた。若い世代は「希望に沿わない求人紹介を受けた」「相談へのアドバイスが的外れだった」などコミュニケーションに関する不満が多く、年代が高くなると「求人応募した後、一切、連絡がこない」「スカウトを受けたのに応募後、NGに」など選考に関する不満が高くなった。
求人応募する際に「コンサルタント自身の情報を知りたいか?」という質問には、59%が「必要」と回答。回答者のコメントには、
「応募者は自分自身を詳細に晒すにもかかわらず、コンサルタントは成績目的で人身売買の感を否めないような対応をする人もいる」
「就職はとても大事なことと考えているので、その方の熱意や実績、経験を聞くこと、また対応で判断をしている」
といったものがあり、自分の将来のキャリアをゆだねられる「信頼できるコンサルタントかどうか」を見極めたいという希望が多いようだ。
なお、転職コンサルタント経由の「人材紹介サービス」を利用して転職活動をする人は増加傾向にある。人材紹介事業協会の調査によると、2014年度4月から9月期の転職紹介実績は、前年同時期比で123.2%と5年連続で上昇した。
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