社会そのほか速
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価値観の相違や、お金の使い方、子供の教育方針、親の問題、暴力や浮気……
夫婦が歩む道の上にはさまざまな困難が待ち受けています。そのたびに夫婦は一つ一つ、力を合わせて解決していかなくてはなりません。
解決する方法の一つとして、“話し合い”を挙げる方が多いことと思いますが、実はその方法は全くのムダなのです。
今日は夫婦カウンセラーの筆者が、夫婦の問題を話し合いで解決できない理由とその対処法について、男性の目線からお話します。
■「変化」の捉え方が異なると夫はストレスを感じる
夫婦にはいろいろな問題がありますが、その多くの原因は考え方の違いによるものです。特に“生活に変化を求めるか、安定を求めるか”というテーマは、男女で考え方に違いが出やすい部分です。
結婚当初はお互いに「一緒に成長しよう」と思っているはずです。そこまで意識していなくとも、赤の他人と一緒に生活する以上、相当な決意があったことでしょう。
しかし、夫婦の生活にも慣れ、子どもが生まれ、夫が転勤したり、転職したり、親の介護も始まるかもしれません。そうなると、日々の生活に追われて“自分の成長”を意識することが減っていきます。
外で働いている夫はいろいろな人に会ったり、仕事上の競争をしたりして変化にさらされることも多いものですが、専業主婦の妻だとなかなか変化の少ない生活になってしまうのではないでしょうか。
この“変化”の捉え方の違いが原因となり、夫婦の間に溝が生まれてしまうことも少なくありません。
■安定志向が成長する気持ちを阻む
外にいる夫はいろいろな相手と様々な事柄について話し合ったり、考えたりしています。それは、毎日変化に富んでいるものです。
その一方で家にいる妻は、「子育てして、ママ友とお話して、食事の準備をして夫の帰りを待っていよう」とか、「夫はゴルフだから、私は子供とどこか買い物にいって来ようかな」といったことを考えていますが、毎日それほど大きな変化はありません。
あまり大きな変化がないということは、急にあまり大きな努力をしなくてもいい環境ということもできます。
そういった環境に慣れてしまうと、気づかないうちに環境に甘えるようになってしまいます。そして、いつの間にか「何か家族に問題があれば夫になんとかしてもらえばいい」と自分で問題を解決しようとしなくなるのです。
このような考え方では、力を合わせて問題を解決する夫婦の一員とは言えません。…