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ドローンという名称は、飛行音がハチが飛び回る時の羽音に似ているところに由来しているが、Proto Xはまさしくそんなハチのように飛び回る小さなナノドローンである。
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開発を手掛けているEstes社が「世界最小のクワッドコプター(ローターを4枚持つヘリコプター)」と主張しているProto Xは、本体サイズが45mmx45mmに11.5gと5円玉3枚ほどの重さしかなく、手のひらで握って隠せるほど小さいので、狭い室内やクルマの中でも自在に飛ばすことができる。小さいながらもジャイロセンサー内蔵で安定した飛行と着地ができ、ビデオでは指先からふわりと虫のように飛ぶ姿が紹介されている。本体と4つのアームにそれぞれあるLEDライトを点滅させることもでき、本当に虫が飛んでいるかのようだ。
本体と専用コントローラーの間の通信は2.4GHzの無線を使っているが、コントローラーは特定のProto Xと紐づいているので、同時に複数のProto Xを飛ばしても干渉が少ない。コントローラーは2本のジョイスティックで操作するが、これまた本体と同じくらい小さいので、操作には慣れが必要だろう。本体の充電はパッケージに同梱された充電用のUSBケーブルから行い、紹介レビューによると1回の充電で4~5分は連続飛行が可能とのこと。本体は6色あり、すでに値下げされて1台が30ドル以下で購入できる。箱から取り出したら、コントローラーに電池を入れて、USBケーブルで本体を充電するだけですぐに飛ばせるということで、手軽にドローンを飛ばしてみたいという人たちの間で人気となっている。
Proto Xにはほかにもシリーズがあり、Proto X SLTは、本体はProto Xと同じサイズだが、ラジコン操作のシステムを開発しているTactic社のSLT (Secure Link Technology)のプロトコルを内蔵していて、飛行中の安定性と機動性がより高められている。それに合わせてコントローラーは通常サイズになっていて、本体を傾けたり、急旋回させたり、より細かな操作ができるようになっている。
もう一つのProto X FPVはカメラ内蔵タイプで、サイズはProto Xのほぼ倍で重さも58gある。だが、大きさは手のひらに乗るほどで、ほかのカメラを搭載したドローンと比べればコンパクトサイズだといえる。コントローラーに付いたディスプレイからカメラの視界をリアルタイムに見ながら操作するようになっていて、さらに撮影した動画像をコントローラーからmicro SDカードに記録できる。…