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自分の顔を鏡で見る時、歯をじっくり見ることはありますか? “歯並び”はきれいですか? 特に噛むことや話すことに支障がないから、少しくらい歯並びが悪くても気にしない人もいます。
しかし、歯並びが悪いまま放置していると美容にも健康にも悪影響を及ぼします。そこで今回は、管理栄養士で美容カウンセラーの筆者が、歯並びと健康・美容についてご紹介します。
■歯並びが悪いのは遺伝だけではない?
歯並びが悪いのは“遺伝”のせい、仕方ないと思っていませんか? 原因の1つに遺伝もありますが、実はその他にも理由はあります。
それは、“食生活”。歯の土台となる歯茎は、顎がしっかり発達しないと、歯茎の面積も小さくなってきます。そのことによって、歯が歯茎に収まらず、歯並びが悪くなる結果に。
赤ちゃんのころに指をしゃぶる癖が長かった人や、おしゃぶりが手放せなかった人は上顎前突症、いわゆる出っ歯になります。成長してから歯ぎしりする癖があると、それも歯並びを悪くする原因になります。
■子どもが大好きなメニューが歯並びを悪くする
柔らかいものばかりを食べていると、顎の発達が悪くなり、歯茎、そして歯並びに影響を及ぼします。多くの子どもが好きなメニューのハンバーグやオムライス、カレーなどは、あまり噛まずに食べられるもの。
刻んだ人参やごぼう、きゅうりやピーマンなどを混ぜ込んだり、付け合せにするのも顎を使う機会を増やします。主食を白米ではなく玄米にするだけでも、固いものも食べる習慣になります。
■悪い歯並びが及ぼす影響とは?
ではなぜ、歯並びが悪いといけないのでしょうか。これは見た目だけでなく、特に顎や消化器官に影響を及ぼします。
歯並びが悪いとよく噛むことが難しくなり、食べものをよく噛まずに飲み込むので、消化不良や肥満になる傾向があります。肥満から糖尿病や高血圧などの病気に進行することさえあります。
また、歯並びが影響して顎から首へと歪みが広がり、最終的には身体全体を歪ませてしまい、頭痛や肩こり、首や腰の痛み、視力低下や耳鳴りなど、日常生活に支障をきたしやすくなります。
以上、歯並びと健康・美容についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
赤ちゃんのころから注意したい歯並び。しかし、どうしても歯並びが悪くなってしまった人は、高額ではありますが歯列矯正という方法もあります。将来、膨大な医療費になるリスクを避け、今のうちに、歯医者さんで相談してみるといいですね。…