社会そのほか速
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新しい職場でネチネチ文句を言われたり、いじめられたりした経験はないだろうか。「ない」という人も多いだろうが、そのようなことをされている人を見たことがある人もいるのでは。「おしトピ by 教えて!goo」で、「弱みに付け込まれやすい人はどんなタイプだと思うか」と聞いてみたところ、さまざまな回答が寄せられた。
■弱みに付け込まれやすい人はいじめられやすい?
「自己主張できない人」(Panda1969さん)、「相手に隙を与えてしまう人」(SAMCHANさん)、「人が良く、優柔不断な人では」(Ikakoさん)、「『いいひと』でありたい、人に憎まれたり敵意を向けられるリスクを取りたくない人」(まゆ7924さん)と、皆さんそれぞれ弱みに付け込まれやすい人のイメージを持っているようだ。また、「弱みに付け込まれやすい人って、いじめられやすそうだよね」(nahooさん)と、いじめとの関連があるのではないかという意見も挙げられた。
■どうしたら、職場での立場を変えることができるのか
職場でのいじめというのは深刻な問題であり、できれば避けたい問題である。ということで、今回は心理学者の内藤先生にどうしたら職場での立場を変えることができるのか尋ねてみた。
「一度その位置に着いてしまったら、そこから逃れることは難しいと思います」(内藤先生)
なんと……! 職場での立場を変えることはできないとのこと。いやいや、そんなんじゃ納得できない、そもそもとしてなぜ、職場での立場を変えることができないのだろうか。
「心理学に『黒い羊効果』というものがあります。これは、白い羊の集団に黒い羊が一匹いると、馴染めない黒い羊は他の羊から迫害を受けてしまう、という現象のことなのですが、これを覆すのはなかなか難しいのです。つまり、一度黒い羊のポジションについてしまうとそこから逃れるのは難しいということです」(内藤先生)
黒い羊一匹をいじめることによって、他の羊は一体感が生まれ、より一層黒い羊をいじめてしまう。その連鎖を覆すことは容易にはできないと内藤先生。特に異端な人……つまり、入ってきたばかりの新入社員や少し毛色の違う人は黒い羊になりやすいとのこと。では、いったいどうしたらいいのだろうか。
「新しい人が入ってくるまで待つか、これ以上嫌われることはないので、割り切って仕事をするしかないですね。どうしても我慢ができなくなるようでしたら転職するべきです」(内藤先生)
メンタルが強い人は、いじめに対して割り切ってどんどん仕事をこなしていけば、仕事において必要不可欠な存在となり、黒い羊から逃れられることができるだろう。…