若いころと比べると、眉毛や目、口などのパーツのみならず顔全体の筋肉が下がってきたような気がしませんか？　地球で過ごしている以上重力がかかっていますので、何もせずにいると、重力に負けてフェイスラインがどんどんたるみ、“老け顔”化が加速……。それは恐ろしすぎですね。
　今回は、「田沼式リハビリ整顔マッサージ」考案者の田沼邦彦さんの『ぐるぐる押してみるみる10歳若返る！整顔マッサージ』を参考に、たるんだフェイスラインを引き締めるコツをご紹介します！
　
　■肌を触ってみてかたくなっている部分は表情筋の衰えのサイン
　目じりや口元が下がってきたり、頬がたるんできたりすると、“老け顔”や“オバ顔”に見えてしまいますよね。顔の老化の原因とは何なのでしょうか？
　同著によれば、大きな原因となっているのが、“表情筋の衰え”にあるとのこと。また、表情筋のどの部分が衰えているか見分けるコツは
　＜顔の肌を触ってみてかたく感じる部分があれば、表情筋が衰えているサインです。＞
　
　なのだとか。
　まずは顔全体を押したり、揉んだりなどして、“肌がかたくなっている”部分はないか、確認してみましょう！
　
　■1：口を開けて「あ・い・う・え・お」の口の形を作る
　老け顔回避のためには、表情筋を鍛えることが肝なのがわかりましたね。
　では、表情筋を鍛え、口元のゆるみやフェイスラインを引き締める簡単な方法ってあるのでしょうか？　同著で紹介されているのが、大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」の口の形をゆっくり行うこと、です。
　＜ゆっくりと行うことが大切。このとき、声を出しても出さなくてもどちらでもかまいません。口角を上げるようにして笑顔で行うことがポイント。＞
　
　これを5回繰り返すといいそうです。
　意識していないと、1日のうち「口角を上げて笑うこともなく、表情筋をほとんど動かさなかった……」となりがちですので、空いている時間に取り組んでみましょう！
　
　■2：口を閉じて「あ・い・う・え・お」を描く
　次に、“かたくなった表情筋をほぐす効果”のあるストレッチとして紹介されているのが、口を閉じ、唇をできる限り突き出して「あ・い・う・え・お」を描くことです。
　＜できるだけゆっくりと、大きな動作で行うと、口のまわりや頬、あごの筋肉がしっかりと動くのを実感できるでしょう。＞
　
　こちらについては、1回で大丈夫のようです。実際に唇を使って「あ・い・う・え・お」を描いてみると、唇や口周辺が疲れますが、“顔に効く感じ”を実感できます。…