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3月19日、米自動車メーカーのテスラ は、同社の電気自動車モデルSに対し、電池切れについての走行距離への不安を払しょくし、自動運転を可能にするソフトウェアのアップデートを3か月以内にすると発表した。現地各メディアが報じている。
現地の報道によると、同ソフトは、車を同社の高速バッテリーチャージネットワーク「Superchargers」の近くを通るような最適ルートを設定し、もしルートを外れたらドライバーに警告を出すことができる。これにより、ドライバーが意図的にルートを外れる以外、電池切れによる走行距離不安を取り除くことができるとしている。
また、ハイウェーでも私道でも自動運転を可能にする。現在このシステムはサンフランシスコとシアトル間でテスト走行を行っているが、そこでは基本的にドライバーは全くハンドルもボタンも触らずに走行できているとのことだ。
自動運転システムはメルセデスや日産などの主要自動車メーカーも開発中だが、グーグルなどが開発している『どんな交通環境でも自動運転ができるシステム』より革新的なものではない。同社のイーロン・マスク社長は、自社のシステムがこれら競合他社以上の能力を持つ可能性があるとしているが、最初のバージョンではまだドライバーによるハンドル操作が必要な部分があるとの説明だ。
テスラは2月11日に、新車の出荷遅れや中国での販売計画未達のため、2014年第4四半期で107.6百万ドル(約130億円)の損失を計上。同日の株価は202.22ドルまで下落していた。
今回の発表直後でも株価は下落、昨年記録した最高値291.42ドルからはまだ大きく離れている。アップル社によるiCARの噂も続いており、まだ投資家からの信頼を勝ち取るまでには至ってないようだ。(ZUU online 編集部)