社会そのほか速
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ただいまコメントを受けつけておりません。
産経新聞の開いた口が塞がらないような妄言が止まりません。詳細は以下から。
BUZZAP!ではこれまで産経新聞の、全国紙とは思えないようなお粗末な報道や差別表現については繰り返し報じてきましたが、既に新聞としてのレベルも維持できていないようです。
産経新聞は24日、アメリカ合衆国のマイク・ホンダ米下院議員に対して行った以下の単独インタビュー記事を掲載。
【歴史戦】マイク・ホンダ米議員「安倍首相は謝罪し、慰安婦問題や侵略責任を受け入れよ」 産経単独インタビュー – 産経ニュース
マイク・ホンダ議員は2007年の慰安婦問題で日本非難決議を主導した日経議員として知られており、産経側はのっけから「日本に対して否定的な感情を持っているのか」などと挑発的な質問を繰り返しており、激しい応酬となっています。
そうしたやりとり自体はインタビューの手法としてありかもしれませんが、問題になっているのは産経ニュースの公式ツイッターアカウントによるこの記事の紹介ツイート。
この人も、どこの国の政治家なんでしょうか? マイク・ホンダ米議員「安倍首相は謝罪し、慰安婦問題や侵略責任を受け入れよ」 産経単独インタビューhttp://t.co/nFRl8T05o2 pic.twitter.com/TbUZ0euNWa
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2015, 4月 24
「この人も、どこの国の政治家なんでしょうか?」とのコメントが付けられていますが、誰がどう考えてもアメリカ合衆国の政治家に決まっています。自社でインタビューしておきながら本当に分からないのであれば当然お話になりません。
もちろん流石にそこまで愚劣ではあり得ないため、これは安倍首相の歴史修正主義的な政治姿勢を激しく批判するマイク・ホンダ議員に対する揶揄としか捉えられません。
マイク・ホンダ議員は1941年生まれの日系三世。太平洋戦争が勃発した1942年からは、日系であることから「利敵行為を防ぐために」という理由で家族とともにコロラド州の日系人強制収容所で14ヶ月を過ごすという体験もしており、2006年には日系人の強制収容所を国立公園局によって「アメリカの歴史にとって重要な史跡」として保存する法案を提案、可決されています。
また、マイク・ホンダ議員は安倍首相が訪米中に1993年の「河野談話」と1995年の「村山談話」を引き継ぐことを明確にするよう求める書簡を送った25人の米議員のうちのひとりでもあります。…