社会そのほか速
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(C)Flickr/22key
日本人が愛して止まない花、桜。そんな桜やお花見に関する言葉を、昔の日本人は実に優雅で風流な言葉で表しました。
日常でも使える「桜」にまつわる美しい言葉を13個お伝えします。
桜吹雪
(C)Flickr/22key
私たちにとって馴染みのある「桜吹雪」という言葉。文字通り、桜が吹雪きのように宙に舞う様子を表します。乱れんばかりに咲き誇る桜の花が、風に吹かれて吹雪のごとく散りゆく姿。儚くも美しい、桜が最も美しい瞬間。それが「桜吹雪」ではないでしょうか。
桜狩り
お花見に行くこと、美しい桜を求めて訪ね歩くことを「桜狩り」と言います。「お花見に行こう」よりも「桜狩りに行こう」と誘ってもらえる方が、なんだかよりワクワクした気分になりませんか?
花冷え
桜が咲く季節に、一時的に寒くなることのこと。桜が咲いてようやく暖かくなってきたと思ったら、急に冷え込み肌寒く感じることがありますよね。そんな日に「今日は花冷えですね」と、暖かい飲み物でも差し出せると素敵ですね。
零れ桜(こぼれざくら)
「零れ桜」とは、こぼれんばかりに咲き誇る満開の桜の様子を表した言葉。枝からこぼれんばかりに花を咲かせ、はらはらと花びらを散らす桜を見て、誰かがそう呼び始めたのでしょう。
桜雨(さくらあめ)
桜が咲く頃に降る雨、桜の花に降り注ぐ雨のこと。ちょっとしたことでもすぐに散ってしまう儚い桜の花にとって雨は大敵。そんな雨でさえ「桜雨」と優雅な名づけるなんて、昔の人々は何とも風流ですね。
桜流し
(C)Flickr/mrhayata
桜の花びらを散らしてしまう雨や、花びらが雨に流れてゆく様子のこと。雨が降る窓の外を見て「今日は桜雨か。桜流しにならなければいいけれど・・・。」と、物思いにふけるあなたは風流人です。
花筏(はないかだ)
水面に散った桜の花びらが、風により吹き寄せられてゆく様子を「筏(いかだ)」に例えた言葉。散って水に流される花びらの様子にまで美しさを見出し名を与えた、いにしえの日本人の風流心が垣間見えるようですね。
花の浮き橋
散った桜の花びらが、花筏となり吹き寄せられ流れ着く先にあるのが「花の浮き橋」。水一面に敷きつめられた花びらの様子を浮き橋に見立てて表した、実に優美な言葉です。
花霞(はながすみ)
遠くに咲く桜の花が、霞のように白っぽく見える様子のこと。日本有数の桜名所である吉野山では見事な花霞が広がります。…