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【柏レイソル5-1ビン・ズオン ACLグループリーグ第2戦】
AFCアジアチャンピオンズリーグのグループリーグ第2戦が3日に行われ、柏レイソルはホームでベトナムのビン・ズオンと対戦した。
柏はGL初戦で全北現在モータースと対戦。アウェイでスコアレスドローに終わり、貴重な勝ち点1を獲得した。一方、ビン・ズオンはホームで山東魯能に2-3と敗れ、敵地でのポイント奪取を狙う。
試合が始まると、柏が攻勢に出る。4分、後方からのロングパスに抜け出したFWクリスティアーノがエリア内で胸トラップし、振り向きざまに右足ボレーで枠を狙うもバーの上へ外す。
ビン・ズオンに最初の決定機が訪れたのは22分。FWオセニが巧みなドリブルで相手守備を翻弄すると、エリア手前左で倒され、FKを獲得。これをFWレ・コン・ビンが右足で壁の間を狙うもGK菅野にキャッチされる。
試合を優勢に進める柏は25分、DF山中のアーリークロスにエリア内へ走り込むFW工藤が頭で合わせるも枠へ飛ばすことができない。
ビン・ズオンも反撃に出る。39分、柏がハイボールの処理にもたつき、こぼれ球に反応したレ・コン・ビンが右足でシュート。際どいコースだったが菅野が片手でボールを弾き、柏は失点を免れる。
しかし、地力に優る柏が42分に先制する。右サイドからクリスティアーノがドリブルで仕掛けると中央へグラウンダーのパス。相手守備の足が止まるなか工藤が反応し、落ち着いてゴール右下に流し込んだ。
先制されたビン・ズオンは44分にも失点。後方からのパスにクリスティアーノがヘッドで中央に折り返すと、ゴールに向かう工藤と並走したFWブランコビッチのクリアが自軍ネットを揺らしオウンゴールとなった。
前半は柏が2-0とリードして折り返す。
後半に入ると、ビン・ズオンが見せ場を作る。54分、途中交代のMFマイ・ティエン・タインが遠目の位置からミドルシュート。これがポストに直撃し、柏は一瞬肝を冷やす。
しかし、柏のゴールショーは止まらない。58分、敵陣エリアの近くで細かくショートパスを繋ぐと、右サイドを駆け上がるDFキム・チャンスが絶妙なスルーパスに反応し、走り込みながらゴールに流し込んだ。
68分には、右CKからニアのFW大津が頭で後ろに落とし、最後はこぼれ球に詰めた工藤がこの日2点目のゴール。76分には、MF大谷のミドルシュートが相手選手に当たり、ゴール右隅へ転がり込んだ。
ビン・オズンは81分に一矢報いる。味方の浮き球のパスに最終ラインを飛び出したオセニが、相手DFを振り切り、GKの頭上にゴールを決めた。
試合は柏が大量得点で勝利を収め、勝ち点を4に伸ばした。第3戦は17日にアウェイで中国の山東魯能と対戦。ビンズオンはホームで全北現代モータースを迎える。