暖かくて過ごしやすいけれど、春は風が強い季節。強い風は肌にとってダメージが大きいもの。この時期のスキンケアは朝→丁寧なスキンケア、昼→保湿重視のベースメイク、夜→肌をほぐすスキンケアが重要なんです。
　
　■春の強風が肌に与える影響をチェック
　

　春と言えば「春一番」。これは、冬から春への移行期に最初に吹く南よりの強い風のことを指していますが、突風型の風の影響で、肌が急速に乾燥してしまうおそれがあります。急な乾燥は肌荒れや肌のごわつきの要因にもなるからこそ、春は強風から肌を守ってあげたいところ。

　■強風から肌を守る朝昼晩スキンケア
　朝：化粧水と乳液で肌をきっちりバリア
　

　強風による乾燥は肌を硬くしてしまうので、朝一番のスキンケアで保湿成分を肌の奥まで浸透させて肌バリアを高めることが大切。時間がないからと言って、洗顔後すぐにBBクリームやCCクリームを塗ってしまわず、化粧水や乳液をきちんと塗るようにしましょう。

　昼：保湿性の高いベースメイク選びがキモ
　

　日中はベースメイクの選び方次第で乾燥を防ぐことができたり、反対に乾燥を招いてしまったりします。風が強くなりそうな日は、保湿性の高い美容液配合のリキッドタイプなどを選ぶことで、強風の刺激から肌を守ることができます。

　夜：マッサージで肌をほぐしながらスキンケア
　

　1日の締めくくりとなるスキンケアは、肌をいたわるためにも丁寧に行いたいところ。また、強風のダメージで血流が低下したり、肌が硬くなっていると感じる場合は、優しくマッサージして肌をほぐしてああげてから、化粧水や乳液、クリームなどを塗ると肌の強風疲れをやわらげることができます。

　
　強風にも負けず、すこやか美肌で早春を過ごしたいものですね。

　
　（前田紀至子）