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KDDIムゲンラボ7期生の参加チーム。左から4人目がアドクオリティの松田総一CEO
わからないことや気になったワードをGoogleやヤフーの検索窓に打ち込んで探す。このときの情報は基本的にはテキストの情報だ。しかし、テレビや雑誌などで芸能人が身に着けていたバッグ、名前のわからない料理など、詳しい情報がないものを検索することは非常に難しい。世間にあふれる汎用品ならなおさらだ。
こうした不便さを解消できるサービスの開発を進めているのがAdd Quality(アドクオリティ)。松田総一CEOが2012年12月に立ち上げ、従業員6名で活動する同社は、人工知能をベースにした画像検索エンジン「Ingram(イングラム)」を開発中だ。イングラムのアプリで写真を撮影すると、画像を解析して商品を検索し、類似した商品を見つけ出したり、蓄積した情報をもとに洋服のコーディネートまで提案したりできるという。
イングラムは人間の頭脳に近い形で画像を認識できる人工知能のシステム。「バッグ」「スパゲティ」といった抽象的なものを学習することも可能だ。画像を見せると、物体の要素を切り出していく。たとえば、スパゲティのボロネーゼを見せると、ボロネーゼに加えて「カルボナーラ」「ラーメン」「タイの焼きそば」「ロブスターのビスク」といった要素が浮かび上がる。この中で最も確率が高いものが答えに選ばれる。人間の脳のように「ボロネーゼはこういうもの」といった定義を機械が学習していくため、正解に導くことができるという。
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「今までの機械は、定義がはっきりしない、抽象的な作業ができなかった。ただ、人間が持つような力を機械に与えること
続きは東洋経済オンラインにて