社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
面接のタブーには、「時間に遅刻する」「笑顔がない」など、明らかにタブーと分かるもののほかに、毎年かなりの学生が気付いていない「意外な落とし穴」があります。
1,他の人の話を聞いていない
グループ面接、GS(グループディスカッション)で特に注意してほしいタブーです。
グループ選考では、一人一人順番に発言する場面も多くなると思いますが、自分が話し終わったとたん注意力が途切れ「ふぬけ」になってしまう学生が毎年多くいます。人事はその学生が、他の人の話も注意深く聞ける人かどうかを注意深く見ています。自分が話していない時間も選考だということを忘れないようにしましょう。
2,ジャケットの襟が折れている
夏の暑い時期などは、ジャケットを脱いで移動することも多くなります。しかし、時間ギリギリに到着して急いでジャケットを羽織り、そのまま面接に向かってしまった時など、襟が折れていることに気付かないこともあります。襟元の乱れは清潔感を損なって、イメージダウンです。「確認力不足」や「段取りが悪い」という印象を面接官に与えてしまいます。面接場所には余裕を持って到着し、自分の身だしなみを整えてから面接に臨みましょう。
3,基本的な質問に対する準備をしていない
突発的な質問であれば、学生がある程度うろたえたり動揺することも人事は予想していますが、どの企業でも当然聞かれるような基本的な質問「学生時代に頑張ったこと」「企業選びの軸」「志望理由」などでさえ、回答するのに四苦八苦していると人事は呆れてしまいます。特に、就活シーズン後半になってもこのような状態だと、人事のあきれ具合も倍増。二次選考に進むのは難しくなります。基本的な質問に対する回答はあらかじめ考えておくのが鉄則。いい回答が思いつかない場合は、大学のキャリアセンターや身近な社会人に相談して、自分らしい回答を早めに用意しておいてください。
上記はどれも人事視点で挙げた「面接のタブー」です。ちょっとしたタブーによって印象が悪くなるのは損ですよね。
きちんと準備して、より自分らしさを出せるような面接にしましょう。
文・森暁子
【プロフィール】森 暁子(もり あきこ)
人事採用コンサルタント兼、人事ライターの肩書きも持つ。ベンチャーから大企業まで様々な企業にて人事業務をコンサルティングする。人事ライターとしては、年間800人の面接経験を活かした人事目線の文章が人気。趣味で朝活を行う。共著に「ソーシャルメディア時代の朝活術」( アスキー・メディアワークス)。