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中国紙・環球時報は11日、日本の岸田文雄外相が、戦後の周辺国との和解について「ドイツと日本を単純比較することは適当でない」と述べたことを受け、「ファシズム日本は、ナチスドイツより良いと言いたいのか?」と反発する記事を掲載した。
ドイツのメルケル首相が9日から2日間の日程で訪日し、周辺国との和解について、「歴史と向き合うことが前提」だと語った。これについて、岸田外相は10日の記者会見で、「日本とドイツでは先の大戦中に何が起こったか、そして戦後どういう状況下で戦後処理に取り組んだか、どの国が隣国なのかといった経緯が異なり、両国を単純に比較することは適当ではない」との見解を示した。
記事は、岸田外相の考え方について、「ファシズム日本とナチスドイツは違う、前者は後者より『良い』と言いたいのだろう。だが、日本人は世界中の誰もこのように考えていないことを知らない。アジアひいては世界にとって、第2次大戦中の日本とドイツは同じくらい悪かった。第2次大戦の重篤な被害地域である北東アジアにとっては、日本の方がもっと悪い」と非難した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)