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「大人になっても父親と一緒に風呂に入っている」と、テレビ番組などで話す女性芸能人をたまに見かける。他の出演者に「噓でしょう?」と驚かれても、本人は家族間の習慣になっているので特別なこととは思っていないようだ。しかし教育評論家の尾木直樹氏は、父と娘が一緒に入浴するのはせいぜい小学校4年生くらいまでだと異議を唱えている。
タレントの加藤紀子や松本明子は20歳を過ぎても父親と一緒にお風呂に入っていたと、テレビ番組などで明かしている。「中学生くらいまで入っていた経験がある」「今でも抵抗なく父親と入浴できる」と答えている女性芸能人は意外にも多い。
4月10日の『尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログ「オギ☆ブロ」』では父と思春期の娘との混浴問題を取り上げ、尾木直樹氏は「どうなのかしら?」と疑問を投げかけている。
ブログによると、前述のような女性芸能人の影響で「大人になった娘と一緒に風呂に入る」父娘関係に憧れるお父さんがいるとのこと。幼少期の父娘のスキンシップは人間形成の上でも大変大切なことだが、一緒の入浴はせいぜい小学校4年生くらいまで。精神的自立と同じように性的な自立を大切にすることは、娘の社会的自立を促すことにつながっていると尾木氏は考えているようだ。
またブログには「アメリカでは6歳以上の娘と父親が一緒に入浴することは“性的虐待”とされる」と書かれているが、“お風呂で家族団らん”という文化が根強い日本人からすると、受け入れ難い感覚であろう。湯船に浸かりながら日常会話を交わすことは、仕事に忙しい父親にとっては貴重な娘との時間だ。自立を促す意味でなら納得できるが、“性的虐待”とまで言われるのは少々お父さんが気の毒である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)