社会そのほか速
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もう直ぐ、4月。子どもの年齢も上がります。時期的なものでしょうか、4月生募集の体験レッスンのポスターやチラシが目に留まります。
周りのママ友の子どもはピアノにバレエ、英語に○○式幼児教室に通わせています。
経済的に幾つも習い事をやらせる余裕がない我が家。でも、食費を削ってまで才能の芽を潰さないように沢山の習い事をさせた方がいいのでしょうか。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“習い事をする時のママの心構え”についてお話します。
■子どもには無限の可能性がある
“子どもには無限の可能性がある。それを見つけて伸ばすのは親の役割”そんな言葉を耳にすると焦ってしまいます。
人は肌や髪や瞳の色、背が高い低いなどの体型、アレルギー体質など両親から受け継いだ遺伝子をもらってこの世に誕生します。音楽の才能、絵の才能、運動能力、そして知能も少なからずDNAの影響を受けています。
ですから、どんなに努力しても叶わない夢もあります。
0歳、手足をバタバタさせる我が子を「将来、オリンピックの水泳選手になるかも」、赤ちゃんながらしなやかな指を持っている我が子を「将来、有名ピアニストになるかも」と壮大な夢を描いたりします。でも、小さい頃から英才教育を受けて皆が皆、オリンピック選手になれるわけではなく、ピアニストになる訳ではありません。
たいていの家庭では子どもがだんだんと大きくなってくるにつれそれが大した才能ではないと知り「ああ、そうかこの子は私の子だったわ」と気が付いたりします。
でも、子どもの適性を見抜いて遺伝的にそれほど高いものを持って生まれてこなくても、良い環境を与えたために運動が得意になった、趣味で音楽を楽しめるようになった、ピアノの先生や幼稚園の先生になったで十分なのです。最高の栄誉を手にしなくても素敵な人生なのです。
■エリート一家に生まれた子は大変…!?
一般家庭ではなく、たまたま生まれた家が代々、医者。老舗旅館の名家、歌舞伎などのエリート一家だった場合どうなるでしょう。遺伝的な恩恵をある程度受け「将来、役者になる」「家業の医院を継ぐ」と最初から決められてる可能性があります。才能的にも遺伝的に引き継いでいる部分も多く、周りからすごく期待をされて育ちます。
でも、背負う物が元々大きすぎ、中には医学部の受験に何度も失敗したり、親を越すことほどにならない場合があります。…