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2015年3月20日、ロイター通信によると、電子機器受託製造(EMS)世界最大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が、経営再建中のシャープへの出資を検討していることが分かった。
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ロイター通信は20日、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が経営再建中のシャープへの出資を検討していると報じた。鴻海が同日に発表した声明によると、同社は出資に限らず技術移転や他の形での提携も含め、シャープの経営再建に向けた支援に関わることを検討しているという。鴻海は経営に参加できるかどうかがカギであるとしている。シャープと鴻海は2012年3月に資本業務提携契約を結び、鴻海がシャープに1株550円で出資することで合意したものの、その後にシャープの株価が急落したため、計画は白紙となっていた。シャープは出資協議を再開するには1株550円が条件であるとしているが、鴻海から協議再開の申し入れはまだないという。(翻訳・編集/蘆田)