社会そのほか速
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「公園に遊びに行きたい」「おままごとして遊びたい」、そんな風にしっかり自分の意見が主張できるママ友の子。
それに引き換え我が子は何を聞いても黙っているタイプ。自分の希望は言わないどちかと言えば引っ込み思案。
こんな時、どうすればいいんでしょう。
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が“質問の仕方を変えよう”についてお話します。
■1:二者択一の質問を
「今日はなにが食べたいの」と聞いてもグズグスして答えない子ども。もちろん、これと言って食べたいものないこともありますが、漠然とした抽象的な問いかけになかなか答えられないこともあります。
また、子どもながらに気遣いが出来る子であれば、今から作るのは大変な「手作り餃子」と言ったり、外食の王者の「ラーメン」「うどん」などと、心の内をそのまま言うのも気が引けると感じているのかもしれません。
あるいは、「何でも注文してね」と言っておきながら、子どもが「この間、△△で食べたビーフストロガノフの●●風、エシャロット添え」なんて言ってきて「そんなの出来る訳ないでしょ」と否定せざるを得なかったケースを引きづっていることも。でも子どもは「だったらなんで最初から聞くの」と思っています。
なかなか答えない場合は、この中から選んで欲しいという質問「今日の夕飯は野菜炒めがいい? さんまの塩焼きがいい?」と答えやすい二者択一質問をしてみましょう。
■2:子どもが正解できない場合
何となく買ってきた知育ドリル。「トマトは野菜ですか、果物ですか」という問題を試しに試しに聞いてみるとガガーン! 子どもは「果物」と答えました。みるみるママの顔が曇ります。
でも、元々、知識がないものを正解させようとすること自体が無謀です。もし答えられないようだったら「や」と最初の一文字を口に出してやりましょう。すると「野菜!」と元気に答えます。ゼロから自分で考えて出した答えではありませんが、正解は正解です。「ピンポーン!よく出来ました」と褒めてやりましょう。
“正しい答え”を言わせるよりも自分でチャンレンジして答えた、その態度を認めてやり、自信を付けさせることの方が大切です。
筆者は子ども達に授業をしていますが、同じ年齢でも発達段階や能力はそれぞれ違います。一定の答えを求めて全体に一斉に質問すると、ずっと浮かばれない子、手を挙げられない子が必ず出てきます。…