社会そのほか速
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このほど南アフリカ・ヨハネスブルグのTV中継現場で、カメラが回っている中でレポーターが2人組の男に取り囲まれ、携帯電話ほかを奪われるという事件が発生した。臆面もない堂々としたその犯行ぶりが大きな波紋を広げている。
まさかと思うような場所で犯罪が起きる南アフリカという国。ホテルマンや空港職員、そして公務員や警察官も信用するなといわれるこの国で、取材を行っているTVレポーターらが携帯電話などをいきなり強奪された。YouTubeに投稿された動画(画像はYouTubeのサムネイル)にも、「なんという厚かましさ」と話題を呼んでいる。
現場はヨハネスブルグの「ミルパーク病院」の敷地。被害にあったのは南アのメディア『SABC News』の編集者でレポーターを務めたVuyo Mvoko氏を含む中継スタッフ。ザンビアの大統領が検査のためその病院に訪れるとして、すでにカメラは回り始めていた。犯人の2人組の男は覆面ひとつせず服装も普段着であることから、すぐに身元が判明するとみられている。
こちらは10日、YouTubeに投稿されたその動画である。あまりにも大胆なこの強奪事件についてMvoko氏はその後、「彼らの要求は携帯電話で、素直に渡しました」と話している。犯人の1人が銃を握りしめていたため、要求に従うしかなかったようだ。被害にあったのは彼だけではない。中継スタッフからもノートPC、携帯電話を奪い取って去っていったという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)