【ワシントン共同】世界銀行のキム総裁は１０日までに、ワシントンで共同通信などと会見した。東日本大震災の教訓を途上国の防災対策に活用する日本との共同事業をめぐり、技術や資金面での日本の継続的な協力に期待を示した。

　　総裁は１４日から仙台市で開かれる国連防災世界会議出席のため訪日する。日本が災害を通じて蓄積してきた知識や経験は「世界に例がない」と評価。会議は、国際機関や各国政府の高官が日本の取り組みを共有する重要な場になるとした。