社会そのほか速
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ロシアのモスクワ中心部で野党の有力指導者ボリス・ネムツォフ氏が殺害された事件で、すでに起訴された被告や拘束中の容疑者が拷問された可能性があると、接見した人権活動家が報告しました。
これは、ロシア大統領府の人権に関する評議会が明らかにしたものです。それによりますと、接見した人権活動家たちが、実行犯の疑いが持たれているダダエフ被告に会ったところ、体に無数の傷が見られたということです。また、ダダエフ被告と同時に拘束されたグバシェフ被告の手首や足などにもひっかき傷が見られたということで、人権活動家は「こうした傷は拘束された後につけられたものである」と報告しています。
大統領府の評議会は、この報告がすでにプーチン大統領にも伝えられたことを明らかにしています。また、今回の報告内容について、人権活動家は事件の捜査委員会に情報を確認するよう求めたということです。
被告や容疑者らに対する自白の強要の可能性が高まったことで、ロシア政府の対応に国内外から批判を呼びかねない事態となっています。(13日10:37)