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桜前線が日本列島を北上している中、新宿のビルの屋上にもお花見ができるスポットが登場しました。
それは、ルミネ1の屋上「L.TERRACE」で開催中のイベントです。「見たことないお花見をしよう」をテーマに、ピンク色に染め上げた衣類で桜の木のインスタレーションを作り、LEDでライトアップ。“お花見”が楽しめるようになっています。期間は4月12日(日)まで。
この桜の木を作り上げているのは、実は古着です。ルミネは、「環境のこと、未来のことを考えたい」という想いから、2011年に環境活動チーム「choroko(チョロコ)」を発足。「choroko」の活動のなかで、もう一度お洋服に活動する場を与えてあげるという考えと、2014年に「L.TERRACE」ができたことがマッチング、イベントの実施につながったそうです。
日本国内では年間およそ100万トンの古着が排出されていますが、再利用率は26%にとどまり、多くはゴミとして廃棄されている現実があります。桜には下取りした約15,000点の古着の中から約800着ほどを使っているとのこと。
ファッションを通して楽しく豊かな日々を提案し続けているルミネらしい、古着の課題への向き合い方ですね。下取りした残りの衣類についても、認定NPO法人ブリッジ エーシア ジャパンを通じて、ミャンマーやベトナムの支援に役立てられるそう。
このイベントを企画した株式会社ルミネの販売促進担当は、「まずは見て楽しんでもらいたい。この“お花見”もキレイだね、楽しかったねっていう印象のあとに、実はエコに関係していたんだと知っていただけたら嬉しいです」と語っています。エコにも思いを馳せつつ、お花見が楽しめたらいいですよね。
幻想的な夜桜の感じを出すために、下からは黄色い光を当て、洋服が重なっている上部には白い強めの光を配置するなど、光での見せ方にも工夫を凝らしているというから、ぜひ夜に訪れたいものです。
“お花見”には欠かせない“屋台感”のあるフードコートもあり、B級グルメのなかでもこだわりのある「大分中津からあげ」や「富士宮やきそば」「仙台厚切り牛タン串」などが食べられます。もちろん生ビールやホットサングリアといったアルコールも用意されているので、お花見を満喫できそうです。
自然の桜もいいですが、会社帰りにルミネ1に足を運んで、ビルの屋上で”お花見”を楽しんでみましょう。ひと味違う春を感じられるかもしれません。
・ルミネ
公式サイト