社会そのほか速
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小さな子どもを持つママは、仕事に家事に育児にと、とにかく忙しい毎日を送っていることでしょう。そして忙しさのあまり、つい子どもの状態に気づかないことだってあると思います。
でも「うちの子、いつになってもしゃべらない」とか「なかなか歩かない」などと不安を抱えていたら、発達障害の可能性を視野に入れてみてもいいかもしれません。
そこで今回は、英語圏の情報サイト『AUTISM SPEAKS』を参考に、小さい子どもの発達障害の症状についてご紹介します。
■発達障害でも活躍するハリウッドスター
以前「え…トム・クルーズも!世界で活躍する“発達障害”を持ったセレブたち」でご紹介したように、ブリトニー・スピアーズやトム・クルーズなど、ハリウッドで活躍する芸能人にも発達障害の人たちがいます。
でも彼らは、障害を克服して社会的に成功していますよね。発達障害は、周りのサポートやセラピーなどで改善することは可能なんですよ。
■子どもが発達障害かどうかの目安
小さい子どもの発達障害を見分けることはとても難しいそうです。しかし、以下のような兆候がある場合は、乳児健診の際に相談してみましょう。
(1)生後6ヶ月をすぎても、笑ったり、何かを楽しんだりしている様子がない
(2)生後9ヶ月までに、親や他人に向かって「バーバー」などといった声を発したり、笑顔を見せたりしない
(3)12ヶ月になっても、「ママ」「パパ」「ぼく」などの単語を言わない
(4)12ヶ月になっても、指を差したり、何かを見せたがったり、バイバイなどをしたりしない
(5)16ヶ月までに、全く言葉を覚えず、人の目を見ない
(6)24ヶ月までに、2つの単語の組み合わせ、「パパ、会社」「ママ、ごはん」などを言わない
(7)今まで少しは単語を発していたのに、気がつくと何も言わなくなっていて、他の子どもに全く興味を示さない
(8)言葉を使わずに、自分の行きたいところ、例えば冷蔵庫などへ親の手首をつかんで連れて行く
(9)自分の意志が通らないと、ひどい癇癪を起こし、静まるまでかなりの時間がかかる
(10)手をヒラヒラさせたり、つま先で歩いたりする
いかがでしたか? 小さい子どもの発達障害の兆候をお伝えしました。小さい子どもの場合、その成長スピードはそれぞれなので、発達障害かどうかを見分けることが難しいそうです。
例えばそれまでほとんどしゃべらなかった子どもが、2歳を過ぎて、単語や2~3語の言葉の組み合わせではなく、いきなりちゃんとした文章をしゃべり出すことだってあるからです。
ですが、上記にあげたサインがいくつも当てはまるなら、早めに病院に相談しましょう。発達障害は、早期発見が療育のカギです。何より最悪なのは、「うちの子に限って……」と親が子どもの障害を認めず療育が遅れてしまうことですから。