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ダイソンは3月17日、PM0.1レベルの超微小粒子状物質を99.95%除去できる「Dyson Pure Cool(ダイソン ピュア クール) 空気清浄機能付ファン」を発表した。発売は4月28日。価格はオープンで、推定市場価格は税別64,800円前後だ。
Dyson Pure Coolは、独自の高性能な360°グラスHEPAフィルターを搭載した空気清浄機能付きのファン。フィルターは1.1平方m(全長は6.45m)のマイクロファイバー素材を使用したものだ。254層折りのプリーツ状になっており、花粉やバクテリアだけでなくPM0.1レベルの超微小粒子状物質を99.95%除去できるほど高密度だという。一般的な空気清浄機では勢いよくフィルターに空気を通過させるが、Dyson Pure Coolでは気流のスピードを抑制して集じんする。
フィルターでろ過した空気は、「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」で均一に送り出す。夏は扇風機として、冬はサーキュレーターとして、年間を通して使用可能だ。静音化を実現し、「Quiet Mark」を取得している。
サイズはW196×D196×H1,018mmで、重量は3.58kg。首ふり機能をオフにした時の消費電力は6Wから56W。空気をきれいにするのにかかる時間は8畳で25分、10畳で30分、26畳で60分だ。スリープタイマーは最大9時間まで設定できる。カラーはホワイト/シルバーとアイアン/サテンブルーの2色。リモコンが付属する。フィルターの交換目安は、1日12時間使用した場合で約1年。交換用フィルターの価格は税別6,000円だ。