社会そのほか速
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「告白されたけど、ちょっとこの人はタイプじゃないな……」と思い、告白を断ってしまったことはないだろうか。そんなことが何度も続き、「何でタイプじゃない人ばかりにモテるのだろう?」と考えたことがある人もいるのでは。このような経験があるのかどうか「おしトピ by 教えて!goo」で尋ねてみたところ、多くの回答が寄せられた。
「タイプではない異性に好かれたことはある?」
■多くの人が「ある」と回答
「あったけれど無視したな」(さとうまさるさん)や「あります。最初はタイプでなくても話しているうちに良い子だなって思った人もいました」(w0brg73wさん)、「あります。勘違い君だったため、いろいろと大変でした」(eaubleu164さん)と、タイプじゃない人に好かれた経験があると答えた人が多くを占めていた。
■記憶の働きによって、不快な記憶は残りやすい?
皆さんタイプではない異性から好かれた経験があるということであったが、どうしてタイプではない異性からモテてしまうのだろうか。心理学者の内藤誼人先生にお話を伺ってみた。
「タイプでない人からモテるということは、普通にモテる人なのだと思います。ただ記憶の働きとして、不快感を伴う記憶は残りやすいので、タイプでない人からモテるという記憶の方が強く残り、そう思ってしまうのではないでしょうか」(内藤先生)
「自分は不幸な人間だ」と思っている人も、実は不幸ばかりではなく、幸福を日々感じているのである。しかしその幸福は日常的な些細なものであるため、そう感じることが難しく、不快感を伴う不幸の記憶を強く感じてしまい、結果として自分は不幸な人間だと思ってしまうのだという。同じように、好みのタイプの人から好かれるよりも、タイプでない人から好かれるという方が記憶に残ってしまい、自分はタイプでない人からモテると思ってしまうのだ。
「したがって、タイプではない人ばかりからモテるという人は、普通にモテているため、待っていればタイプの人からもモテるはずです。もし、待ちきれないということであれば、自分から好みの人にアタックしちゃいましょう」(内藤先生)
確かに好みではない相手にモテてしまった記憶を引きずるより、意中の相手と恋人同士になれれば、そんな記憶も吹き飛びそうである。嘆く前に前進あるのみ!ということで、ぜひ意中の相手にアプローチしてみてはいかがだろうか。
●専門家プロフィール:内藤 誼人(ないとう よしひと)
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。…