社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
先週の「フライデー」が報じた小泉今日子(49)と豊原功補(49)の熱愛現場。小泉宅の出入りからバーでデートする現場まで、ここまで完璧なスクープはそうない。タイトル通り「大人愛」が誌面からも垣間見れる。
女優として実力も人気も確立している小泉。「仕事が順調なときほど私生活も充実する」といわれる世界。小泉に恋人がいてもなんら不思議はない。今回の熱愛がどういう形であれ、仕事に影響はないだろう。
芸能人にとってスキャンダルはある意味、勲章。「写真誌に撮られて一人前」といわれる時代。スキャンダルは「芸能人」として認められた証しでもあった。往年の人気歌手からこんな話を聞いたことがある。
「昔は自分のスキャンダルが出るたびに面倒と思ったけど、今はなにをやっても騒がれない。ふと寂しく感じるものだよ」
かつてのスキャンダルの真相を「今だから」と語る女優の心理に通じるものがある。しかし、まだ発展途上の芸能人にとってはスキャンダルが“致命傷”になることもある。とくに人気優先のアイドルはファン離れを引き起こす。昔、愛人問題である大物役者を取材すると、大筋で認めたうえで最後にこんな言葉を残した。
「俺はそんなスキャンダルで潰れないよ」
この言葉の背景にあるのは揺るぎない仕事に対する自信だろうと解釈した。裏返せば、「潰れるのは芸能人としての実力が未熟だから」という意味にもとれる。スキャンダルは仕事とのバランス。役者でも歌手でもすでに実力が付いていれば、どんなスキャンダルがあってもビクともしない。
最近の宮沢りえがいい例だ。離婚裁判中にもかかわらず役者との密会現場が報じられても、「何事もなかった」ように仕事は順調そのもの。小泉と同世代の松田聖子、中森明菜もスキャンダルは数知れずあったが、人気は今も不変。むしろ、ステップアップしている。公私にわたって小泉の今後が注目される。
(ジャーナリスト・二田一比古)