社会そのほか速
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リーグ・アン第30節が20日に行われ、パリ・サンジェルマンとロリアンが対戦した。
15日に行われた前節のボルドー戦では、まさかの敗戦を喫してしまったパリ・サンジェルマン。首位リヨンを捉えるチャンスを逃したが、同日リヨンと3位のマルセイユが引き分けたために勝ち点差は1しか広がらなかった。終盤の逆転優勝を狙うためにも、この試合に勝ってリヨンにプレッシャーを与えたいところだ。
試合は開始早々に動く。4分、ロングボールに抜けだしたズラタン・イブラヒモヴィッチが、ペナルティエリア左に侵入。飛び出したロリアンのGKバンジャミン・ルコントがイブラヒモヴィッチを倒してしまい、パリ・サンジェルマンにPKが与えられる。このPKをイブラヒモヴィッチがゴール左下にしっかりと決め、パリSGが先制に成功する。
続く24分、中央でボールを受けたハビエル・パストーレがスルーパス。抜けだしたイブラヒモヴィッチが右足でシュートを狙うが、キーパーが触れたボールはゴール左に外れた。このまま1-0でパリ・サンジェルマンがリードを保ち、前半を折り返す。
後半最初にチャンスを掴んだのはロリアンだった。67分、ゴール手前でワリド・メスルブが縦パスを入れると、バンジャミン・ジャンノがワンタッチで落とし、ジョーダン・アイェウがダイレクトでミドルシュート。これがゴール左下に決まり、ロリアンが同点に追いついた。
前節に続く嫌な流れが立ち込めたが、再びパリ・サンジェルマンに大きなチャンスが巡ってきた。82分、イブラヒモヴィッチが右サイドからゴール前に浮き球のボールを入れると、アドリアン・ラビオがダイレクトでパストーレへパス。もう一度ラビオに戻したところで混戦になり、ラミン・コネがスライディングでクリアを図る。先にボールに触れたようにも思われたが、パストーレへの危険なタックルと判断され、パリ・サンジェルマンに再びPKが与えられる。イブラヒモヴィッチは再びゴール左下に決め、パリ・サンジェルマンが勝ち越した。
さらに後半アディショナルタイム1分、敵陣でマルコ・ヴェッラッティがボールを奪うと、そのままゴール前でフリーになっていたイブラヒモヴィッチへパス。イブラヒモヴィッチが右足でゴール左に決め、リードを2点に広げた。イブラヒモヴィッチにとっては、第4節以来今シーズン2度目のハットトリック達成となった。
このまま試合終了を迎え、パリ・サンジェルマンが3-1でロリアンを下し、暫定ながらリヨンをかわして首位に立っている。…