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ブロッコリーはビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれた、とても栄養価の高い野菜です。ビタミンCは100g中に120mgとレモンの2倍も含まれていて、野菜のなかでもトップクラスだとか。
しかし、残念ながらビタミンは水や熱に弱いという弱点があるので、調理の仕方を間違えると栄養が大幅ダウンする恐れも……。どうすれば効率良く摂取できるのでしょうか?
そこで今回は、独立行政法人農畜産業振興機構のまとめたパンフレット『野菜ブック』を参考に、ブロッコリーの栄養をできるだけ失わない調理のコツをまとめます。
■茎の下処理がポイント
ゆでたブロッコリーにはビタミンCが約50mgが含まれているので、100gを食べれば1日に必要な2分の1の量がまかなえます。しかし、加熱をし過ぎると、ビタミンはもっと少なくなってしまいます。とはいえ、ウサギのように生でボリボリと食べるわけにはいかないので、手早い調理がポイントになってきます。そのためには下処理が大事。
まずは茎の根元の丸い切り口に包丁で十文字の切れ目を入れてください。これで熱の通りが良くなります。次に、塩を加えた熱湯に茎の部分から入れ、歯ざわりが残る程度に下ゆでしましょう。
こうして下処理をしたあと炒めるなどの調理をすると、むらなく加熱できてビタミンCのロスも少なく、色つやもキレイになります。
■ブロッコリーの保存方法は?
ブロッコリーを上手に保存するにはどうすればいいのでしょうか? ブロッコリーは収穫後の新鮮な状態が最も甘くおいしいのですが、どんどん味が落ちるので、買ってきたらすぐに食べるのがベター。
買ったその日に食べないのであれば、水洗いしないでポリ袋に入れ密封せずに野菜室で保存しましょう。冷凍保存する場合は、小房に分けてかために塩ゆでし、水気を十分に切ったら冷凍用のポリ袋へ。空気を抜いて冷凍庫に入れましょう。
1食分ごとに小分けして袋詰めすると、調理するときもラクです。長期保存を考える場合は、ぜひとも試してみてくださいね。
以上、ブロッコリーの上手な調理方法と保存法を紹介しましたが、いかがでしたか? 買うときは、つぼみの部分の緑色が濃く、しっかりと盛り上がっていて、茎の切り口もみずみずしいブロッコリーを。これが新鮮でおいしい目安です。栄養満点のブロッコリーを、ぜひもっと食卓に登場させてみてくださいね。